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イボキン、三井物産と金属スクラップの安定供給システム構築に向けた戦略的業務提携(MOU)を締結

2026/4/21

脱炭素で大きな変革期にある鉄鋼産業において、静脈企業と商社流通企業が協業し資源循環の高度化を目指す

総合リサイクル事業を営む株式会社イボキン(本社:兵庫県たつの市、代表取締役社長:高橋 克実、以下:イボキン)と三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀 健一、以下:三井物産)は、脱炭素で大きな変革期にある鉄鋼産業における金属スクラップの安定供給システム構築を目指して(以下、本検討)、覚書(MOU)を締結し、協業を開始しました。

1.背景

 資源循環型社会、脱炭素社会の実現のため、また資源安全保障の観点からも「再生資源の高度利用」に注目が集まっております。

動脈産業および最終ユーザーの選択意識も変化してきており、再生素材の活用やカーボンを尺度にした価値判断が強まってきております。

2.今後の取り組み

イボキンは社会からの期待の高まりに応えるべく、「品質」、「物量」、「トレーサビリティ」を向上させ高度な再生資源製造業者への発展を目指しております。

「解体ゼネコン※1」というコンセプトを打ち出し、建物や産業機械の解体から分別、資源化、さらに再資源化の最終段階まで責任を持つという「総合的な資源循環企業」の道を切り拓いて参ります。

(解体ゼネコン※1 商標登録出願中)

三井物産は、社会の持続的な発展と循環型社会の実現に向け、地下資源からスクラップに至る金属資源の安定供給を世界各国で行っており、グローバルな業界ネットワークと知見を有しています。

資源循環、脱炭素の取り組みは、「製造⇒流通⇒消費⇒廃棄⇒リサイクル⇒流通⇒製造」の一連のループが整合性をもって連続することで高度化します。

従って、動脈産業、商社流通企業、静脈産業の3者が対話を増やして一体となってこれに取り組んでいく必要があります。

イボキン、三井物産は本検討を進めて参りまして、解体撤去・流通選別の高度化において様々な協業可能性があると考え、この度MOUの締結に至りました。

両社の知見を融合することで、社会インパクトの大きい取り組みを実現して参ります。

3.両社代表コメント

▽三井物産株式会社 金属資源本部 製鋼原料部長 西光 良友 氏

当社は、鉄鋼業の持続的な発展に貢献すべく、国内外で金属リサイクル事業を推進しています。低炭素化の進展を背景に、電炉方式による鋼材生産の拡大が見込まれる中、原料となる鉄スクラップの安定調達や品質確保、トレーサビリティの重要性は一層高まっています。

イボキンは、スクラップ発生源である解体工事の施工から再資源化・処分までを一貫して担う、非常にユニークな企業です。現場に根差した高い専門性を背景に、バリューチェーンを俯瞰した最適なソリューション提供が可能であり、鉄スクラップをはじめとする金属スクラップの安定供給体制構築に向け、心強いパートナーであると感じています。

本提携を通じて、イボキンの高い専門性と実行力、ならびに当社の国内外の知見とネットワークを掛け合わせ、循環型社会の実現に貢献してまいります。

▽株式会社イボキン 代表取締役 高橋 克実

今回の三井物産との戦略的業務提携は、当社が次なるステージへ進むための重要な一歩となります。当社が創業以来、現場で培ってきた経験には、これからの循環型社会を支える『沢山の情報』が詰まっています。

本提携では、これまでの当社の知見を改めて棚卸しし、解体やリサイクルの工程から得られる『マテリアルバランス』や『カーボン』に関する精緻なデータを抽出し、可視化します。そこに三井物産の『幅広いネットワーク』や『新たな技術』を掛け合わせることで、プロセス全体の抜本的な改善と高度化に両社で取り組んでまいります。過去の経験と最新テクノロジーを融合させ、持続可能なサーキュラーエコノミーの実現に貢献していく所存です。

◆本件に関するお問い合わせ先

株式会社イボキン 経営企画室

TEL:0791-72-5088

お問い合わせフォームURL:https://www.ibokin.co.jp/contact/

MOU締結調印式。三井物産の署名者は締結日当時の製鋼原料部長・佐藤 達夫氏。

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