ごあいさつ
~株主・投資家の皆様へ~

株主の皆様におかれましては、平素より当社グループ事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

わが国は、高度経済成長期以降、生活を豊かにする日用品があふれるほど生産されました。また、インフラや生産設備をはじめとした様々な人工物が建造され、順次更新の時期を迎えつつあります。そしてこれらの中には鉄、銅、アルミニウムなどの金属資源が、天然資源の状態よりもはるかに取り出しやすいかたちで含まれています。このように日本国内には膨大な都市鉱山が存在し、その蓄積量は世界第3位を誇っています。
当社グループは当社及び連結子会社1社(株式会社国徳工業)で構成されており、解体事業、環境事業、金属事業の3つの事業セグメントを中心として、資源循環型社会形成のため、「都市鉱山開発企業」として成長・発展してまいります。
以前はメーカーなどの動脈産業に比べ、私たちの静脈産業はあくまでも後片付けのような目立たない存在でしたが、深刻さを増す気候変動問題など、持続可能な社会づくりが世界的なテーマとなった今、私たち静脈産業が担うべき役割は以前にも増して大きくなってきています。
このような社会の変革期にあって、これまでわが国の先人達の努力によって生まれた、かけがえのない財産である都市鉱山を、一時の利益のために使い果たすのではなく、循環させる仕組みを作ることで、しっかりと後世につないでいく姿勢がとても重要だと思います。
当社グループは、持続可能な社会を実現させるために、都市鉱山をどのように活用していくべきかを、より幅広く、より長期的な視点から本気で追求し、社会に発信していきます。そしてその姿勢を鮮明にするため、自らを「都市鉱山開発企業」と称し、この名のもとに力を結集し社会に貢献してまいります。

株主の皆様には、なお一層のご支援をいただきたく、今後もよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
高橋 克実