リーダーの挑戦

 

リーダーの挑戦   入社10年 製造部 部長 高橋守

株式会社イボキン 高橋守

私が入社した当時は10数名しかいなかった社員も

今は約100名にも及びます。

10年前は今より金属スクラップの価格が低迷していて厳しい環境でした。
以前はシュレッダーを扱っている問屋に売れていた廃車が逆有償になり、
わが社もお客様から買い取ることができないような状況になっていました。

 

不況こそチャンスだということで

現社長が新しいことにチャレンジしようと呼びかけ、
前工場長、私と数名のメンバーで切磋琢磨しながら技術を磨いていき、

出来上がったのが「エコプレス」です。
「エコプレス」とはくるまについている銅線や銅分を0.3%まで除去したあとに圧縮したプレスのことをいいます。
製鋼メーカーと幾度もの交渉の末、直接買い付けていただく事ができるようになりました。
その後、自動車リサイクル法が施行され再生資源として
エコプレスが世に認められ全国展開することになりました。

 

最先端技術を学ぼうとドイツへ研修に行くこともあったし、
最近では自社で加工された製品が中国でどのようなルートでどのようにリサイクルされているのか、
また、どれくらい技術の進歩がなされているのか、確認もかねて毎年のように数名で視察に行くようになりました。

不況のときに新しいことにチャレンジしようという意識があるからこそ技術の革新につながるのです。

 

わが社では社員が自身の技術や能力向上のための資格取得は全面的に協力してもらえる仕組みが整っていて、
技術を磨きたい人や向上心の強い人にはうってつけの環境にあります。

 

今も不景気が続いている世の中、イボキンでは今年もコミュニケーションとチームワークをスローガンに掲げいろんなイベントやプロジェクトを社員同士で企画し行ってきました。

 

とくにリーダーとして携わったHPC(人間力向上)プロジェクトでは全社員がコミュニケーションを図る上で最高の場を作り上げることができ、

日ごろ顔もあわすことのない違う部署の社員同士が、同じ場所で同じ映像を見て感動を共有することで、

強い絆で結ばれたチームになっていきました。

このHPCプロジェクトはわが社にとって永年続くものかもしれません。

 

最近のイベントとしては、創立記念行事の社員旅行。

ラフティング・フナくだりと観光のあと、メインの創立記念イベントでは、社員が作成したDVDの上映、

また、新入社員たちの催し物、チーム対抗料理コンテストなど、

感動で盛り上がる記念行事を行うことができました。

 

仕事もイベントも自分たちで企画すれば、新しいことに向かうとき消極的にならず意見や考えを持ち寄り、

いろんなことを克服する術がわかってきます。

また、社員同士の結束にも繋がります。即ち、自分たちで企画を提案し立案することによって、

人は新たなことにチャレンジするのだと思います。

 

学生の皆さん、私たちと一緒にチャレンジしてみませんか?

 

 

 

リーダーの挑戦   入社7年 営業部長 高見武志

株式会社イボキン 高見武志

私が入社したのは6年前の8月2日でした。

 

暑い中で1ヶ月間を工場内や運輸部ドライバーの助手作業研修を4人の同期入社の仲間と過ごしました。

 

2ヶ月目からは、先輩社員についてOJTを受け、3ヶ月目の10月に大型台風により相生市、赤穂市、佐用町、上郡町の近隣市町で多大な被害があり、各自治体からの要請で、災害廃棄物処理を受託しました。

その処理に着手しているとき、県北部の円山川流域でも台風による水害で豊岡市、日高町、城崎町、出石町、但東町が甚大な被害を受けました。

 

「近隣市町での災害廃棄物処理のノウハウを活かし被災された方のお役に立ちたい!」

 

という使命感に燃えました。被災地の自治体への支援物資を営業車に満載して届けました。

懸命に状況調査と処理提案をしてまわり、城崎町様から処理業務を受託いたしました。入社3ヶ月で受注した大きな仕事でしたが、その業務の現場代理人として、施工計画の策定から工程、品質、安全管理までを担当させていただきました。

学ぶ事がたくさんあり、本当に大変でした。山のように積み上げられた廃棄物が綺麗に片付き、城崎町の方から、

 

「ありがとう!被災地の中で一番早くかたづいた。
イボキンさんに仕事たのんで良かった!」

 

と言葉を頂いたときには涙が溢れてきました。

自分たちの仕事が多くの方のお役に立てたのだと思うと、つらかった事も吹き飛んで、

今までに経験した事のない嬉しさとすがすがしさと感謝の気持ちで満たされました。

 

昨年の兵庫県佐用町の水害廃棄物処理も当社が受託させていただき、

1万トンの廃棄物の運搬、中間処理、リサイクルを4ヶ月で完了させる事ができました。

 

いま、私は営業部のリーダーとして解体工事、廃棄物リサイクル、金属リサイクル、

ソーラー発電システム、使用済自動車リサイクルというイボキンのすべての事業に携わり、

全国各地を駆けめぐる毎日です。リサイクル技術の研修では中国、ドイツにも渡り見聞を広めさせていただく機会もいただきました。

今はたつの市の小さな会社ですが、私たちの夢は、「日本を代表する総合リサイクル企業」であり、

新興国の環境問題にもお役に立てるグローバルカンパニーになる事です。

人の役に立ちたい!

「ありがとう」の言葉をいっぱい受けたい!

世界を平和にしたい!

 

そんな大きな夢を受け止める素晴らしい先輩社員が、イボキンで君を待っています!

 

 

 

リーダーの挑戦   入社9年 経営企画課 課長 吉田朋子

株式会社イボキン 吉田朋子

私の大切にしている3つのことは、まず「感動の場を創る」ということ、

次に事務員や現場の人まで、「一人ひとりが輝く職場を作る」ということ、そして「本気」ということです。

 

会社の売上や利益は毎日の業の結果です。

この結果を導くには、この3つのことが大切と考えています。

ただこの3つは数字的な結果を導くためだけではありません。

これは人とのつながりにおいて、人生におけるを得るということなのです。

私たちは一生のうちのどれくらいを会社員として過ごすのでしょうか?

平均年齢83歳としたら、半分は会社員として人生を過ごすこととなります。

その時間をお給料のために出社して家に帰るだけの人生を送るのか。

同僚や上司、または部下と会話をすることもなく、するべきことをしたら家に帰る人生でいいのか。

 

今の社会は、乾燥したものやそういう人間関係が好まれます。

それでいいのでしょうか?

嬉しい時には笑いましょう。悲しい時には泣きましょう。つらい時には耐えましょう。腹が立った時は大声で怒りましょう。

そういう湿り気のある人とのつながりを大事にしたいと考えています。

そのために社内研修や社内行事を企画し、実行することで感動する場を作り、社員同士がその思いを共有できる場を作りたいと考えています。

 

また、達成感があり、社員が自立した職場。

やらされているのではなく自ら考える現場。

社内におこるいろんな問題点を一つ一つ解決する手助けをすることで働きやすい職場を目指し、
ありがとうと感謝できる職場をつくりたいと考えています。

そうすれば、社員一人ひとりが輝く職場となるのではないでしょうか?

 

そのためには本気で人や問題と対峙しなければなりません。

人に本気で接するということは、言葉で言うほど簡単なことではありません。

相手のことを思いやって相手のことを知って相手の話を聞くことをしないで、本気で接するとは言えません。

また、仕事をしていたらいろんなことが起こります。

それに対して粗雑に対応していては、解決するどころかこじれてしまいます。

ただ最近、この3つに付け加えたいと考えることがあります。

それは「実践する」ということです。

人の話を聞いたり、本を読んだりして気持ちや考えというのは変えることができます。

だけど、実践するということはそれに加え100倍も1,000倍も勇気がいることです。

私はこれがその人の真のエネルギーでありやさしさではないかと考えるようになりました。

 

当社は1,000億企業を目指しています。

そのための数字目標や施策はもちろん重要なことです。

ただ、私は経営企画課という部署において、会社全体のコスト削減や売り上げ目標、売上総利益率も大切ですが、その基礎である、人とのつながりや、働きやすい職場を整えることが、しいては数字目標の達成につながることを信じ、日々実践を心がけています。